1886年、イリノイ州生まれ。20世紀で最も有名な写真家の一人。

17歳ですでにシカゴ美術館に作品が展示されるなど、1920年代前半にはすでに成功を収めていた。
30年代にはペパーなど、野菜のクローズアップを撮影。それはまるで、毎日の生活のなんでもないことでも、ウェストンにとっては「生きる彫刻」のように形を変え、生命を表現する手段となってしまう。 こうあるべきという常識的な思い込みから自分の眼を解放し、あるがままにその意味を読み取るというウェストンならではの境地である。

1932年、アンセル・アダムス、イモージン・カニンガムらと「グループf/64」を結成。ストレートな写真を提唱する。1936年に写真家で初めてグッケンハイム奨励金を受け、1946年、ニューヨーク近代美術館で回顧展が開かれた。

4人の息子のうち次男のブレットと四男コールは写真家となり、コールはエドワードのオリジナルネガからプリントを作成した。